桑原です。

さてさて、先ほど私がみなさんに送ったメールの内容は、すでに過ぎ去りし論点で あったことが今朝ようやくわかりました。土日に、たくさんの意見が交わされてい たのですね。早すぎてついていけないよ！

情報の価値については、難しいことはわかりませんが、基本的には”ある情報”が 提供された場合と提供されない場合を比較して評価するのだと思います。そのとき、 情報がない場合というのを定義するのが意外と難しいと感じています。先日吉井君 と議論したのですが、たとえばＶＩＣＳ情報の評価を行う場合、ＶＩＣＳがない状 態をがないをいかに表現すべきでしょうか。情報が完全いない場合は簡単ですが、 世の中にはすでに情報が存在していますので、難しいですね。

情報にも、静的情報、動的情報、そして動的情報には現在・過去情報と予測情報が ありますが、これらの中身によって価値の評価は違うので、一口に情報といっても その価値は様々です。

最近感じていることは、動的な予測情報の前にも不十分な情報が数多くあるという ことです。静的な情報の一例としては、車線案内がないことです。急に右折専用レ ーンに入り込んだり、逆に車線変更しなくても右折できたりということが非常に多 くあります。案内標識が悪い！

論点がずれていますが、ご勘弁を。

---- 桑原雅夫 kuwahara@nishi.iis.u-tokyo.ac.jp