渋滞情報にどれほどの価値があるのか?

に「渋滞情報には価値がないから無駄だ」と言っているのでは決してありません。どのような価値があって,それをなんらか客観的な方法で測るとするとどれくらいの価値があるのか。渋滞情報のためのインフラ整備を進めたほうがよいのか,やめたほうがよいのか,また100%公共が整備すべきことなのか。というようなことを冷静かつ客観的・科学的に論じたいと思っています。ただし,いきなりそんな気取ったことを言っていては議論が始まりませんので,まずは思いきり主観的・非科学的な御意見でも結構ですのでどんどんお寄せください。

たビーコン設置の付随的(ひょっとして主たる?)な価値として,自動車からアップリンクされる情報の利用があります。この点に関しては,我々((社)交通工学研究会内の「ITS自主研究委員会」)のコアメンバーでディスカッションした途中経過が,このホームページにハイパーテキスト形式で載っていますので是非御覧下さい。

て,まずは,ビーコンやFM多重放送で自動車にダウンロードされる渋滞情報の価値について,フリーにディスカッションしてみたいと思います。まずは,議論の取っ掛かりとして何でもいいから頭出しをしたいと思います。

 例えば,

  • VICS対応車載機を積んでいるが,こんなときに役に立った,いや今のレベルでは全然役に立たない,などの個人的経験 ・ 車載機以外の情報ソース,例えば路側の所要時間情報板,TVやラジオの交通情報,インターネット交通情報,電話型情報などへの感想,提案など
  • こんな情報があればこんな効果があるのに

  • 交通情報のさまざまな効果のリストアップ

  • 情報の価値の測り方 ・ ダイナミックルートガイダンス(DRG)の可能性とキーポイント

  • だいたい情報提供施設を公共が莫大な税金を使って整備するのはおかしい

などなど自由にご発言いただきたく思います。




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