交通シミュレーション委員会 第3部会
平成14年度第5回会議 議事メモ(案)

日時:平成15年2月25日 17:00-19:00
場所:尚友会館 日本道路会議会議室
出席者(敬称略)  桶屋@飛島建設,江守@建設技研,西宮@MRI,
                勝呂@長大,児玉@警視庁,門司@パシコン,
                堀口@ITL,吉井@高知工科大,大口@都立大
                以上9名

資料【添付ファイル】
5-1 前回議事録【5-1_4thgiji.html】
5-2 入出力変数一覧(吉井)【5-2_parameters.xls】
5-3 データセットサブWG(辻)【5-3_DSSWG.doc】
5-4 データセット情報収集・集計結果リスト(大口)
        【5-4_face.doc】,【5-4_list1.doc】,【5-4_list2.doc】
5-5 適用マニュアル2-4(3)節材料案(大口)
        【5-5_1flow.pdf】,【5-5_2paper.pdf】
5-6 適用マニュアル構成案(門司)【5-6_manual.doc】

※資料5-2に追加資料で,後日吉井第一部会長より用語の説明資料
  として送付されてきたもの【5-2_add.doc】

議事:
(1)資料5-2について(吉井第一部会長)
・これはシミュレーションの適用事例を収集するためのシートである.
  入力に用いるデータが●,■,パラメータが■,□で表し,
  ■は入力データをベースに微調整するパラメータを意味するように,
  記入者には分類して記入してほしい.
  シミュレーションモデルを「簡略記述型モデル」と
  「車両挙動記述型モデル」に分類し,
  それぞれに必要なパラメータを(例として)列挙してあるが,
  記入者の持つモデルが別の種類のパラメータを持っているのであれば,
  必要なもの全てを記入してもらうことが趣旨である.
・第一部会からの依頼事項として,本シートを参考に,
  「交差点容量改善」にシミュレーションを適用した事例が
  あれば,この表を埋め(各データ・パラメータの素性を記入)て,
  第一部会へ提出して欲しい.
★「交差点容量改善」への適用事例があれば,第一部会へ連絡して欲しい.
・本シートと,依頼事項の内容との関係が分かりにくい,との意見.
・資料5-4でリストされたもののうち,2,3の事例が当てはまりそう
  なので,吉井第一部会長よりコンタクトを取ってみる.
・今後,依頼用のシートを改善したものが提出される予定.
  参考までに,添付ファイルのような用語の説明資料が,後日送付されてきた.

(2)資料5-3について(代理大口)
・データセットSWG長より提出の資料を検討.
・メタデータとして記述すべき項目(案)を整理して示されており,
  基本的にこの方針でよいことを確認した.

(3)資料5-4について(大口)
・[face]12月に再度依頼した依頼文・事例の7分類を再掲
  [list1]フォーマットで返信を得た13ケース
  [list2]1社よりまとめて6事例を表にして提出いただいたもの
  現時点で,合計で19事例が寄せられていることを報告.
・この19事例のリストについては,「第3部会内で取り扱う」
  との約束で収集したものであるので,原則,取扱い注意.
・7分類:   1駐車場:       0ケース
            2単独交差点:   0ケース
            3数交差点:     6ケース
            4広域街路:     5ケース
            5高速短区間:   4ケース
            6高速ネット:   3ケース
            7高速+街路:   1ケース
・この事例の中からデータセットとして公開し,メタデータを
  整備する事例を絞り込みを行った.その際,事例のデータが
  充実しているかどうかを加味し,以下の4事例を選定.
・<1>「3数交差点」:list2の2番目「都市環状整備」,
      または4番目「短期的渋滞対策」の「事前・事後」の
      データ収集事例【担当→江守委員】
  <2>「4広域街路」:list1の8番目「那覇」事例
      【担当→(大口経由)吉井第1部会長・古川委員(第1部会)
              必要に応じて,児玉委員】
  <3>「5高速短区間」:list1の11番目「合流部」事例
      【担当→勝呂委員】
  <4>「7高速+街路」:list1の4番目「東京南西部」事例
      【担当→竹平委員】※大口より東大生研担当者へ連絡しておきます
・上記4事例について,各担当者は連絡先とコンタクトを取り,
  「公開へ向けたクライアントとの交渉」,「メタデータの整備」
  について,担当者となっていただく.
・連絡先に直接出向いてヒアリングして頂くのが多分手っ取り早い.
・「クライアントとの交渉」にあたって,依頼文が必要であり,
  大口がその文案を作成し,委員長とも相談して,
  できれば委員長名にて依頼を行う.
  その際,例えば車両のナンバープレートの数字そのものは,
  交通シミュレーション上は不要であるし,信号台帳についても,
  不要な情報は削除したものでよく,公開可能な形に加工することを
  条件にして,公開させてもらえるように依頼するものとする.

・なお,「6高速ネット」については,首都高・阪高より
  今,既に公開されているデータの最新版が提供可能性があるとの
  情報が寄せられているので,公開してもらえるよう交渉する.
  【担当→大口】
・大学における研究目的で収集されたデータの中に,今回収集したい
  ようなデータセットが埋もれている可能性があり,
  大学対象にデータセット情報収集をしてみてはどうか.

(4)資料5-6(門司)について,関連で資料5-5(大口)について
・資料5-6は,適用マニュアルの構成案を修正したもの.
・資料5-6には,SWG長へ各節担当委員から既に原案が提出されている
  ものが,最後に添付されている.
・資料5-5は,大口担当の2-4(3)節で記述しようと考えている予定の
  データ構築事例の材料の資料である.
  シミュレーションを専門で扱っていない人でも,本マニュアルを
  読んで勉強できるように,分かりやすい表現,説明を加えたもの
  として,新たに文章を起こすべき.
  2-1節〜2-4(2)節までに記述される一般論の説明の筋書きに則って,
  ここの「事例」の記述があると読みやすい.
★引き続き「適用マニュアル執筆SWG」メンバには,各担当の節の
  原稿作成をしていただきたい.
  4月(5月?)開催予定の次回までには,簡単なものでも構わないので,
  何らかの提案を出していただきたい.

その他:
・次回の開催は,4月か5月を予定する.別途,メールにて日程調整する.
・「適用マニュアル」は,次回までに第1次原稿を集める.
・「データセット」は,次回までに各交渉担当より,進捗方向をして頂く.

以上.
(文責:大口)