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交通シミュレーション委員会 第3部会
平成15年度第1回会議 議事メモ(案)

●日時:平成15年5月8日 16:30-18:30
●場所:尚友会館 日本道路会議会議室
●出席者(敬称略)  桶屋@飛島建設,江守@建設技研,西宮@MRI,
                  山下@地域・交通,勝呂@長大,門司@パシコン,
                  辻@オリエンタルC,竹平@オリエンタルC,
                  鈴木@JARI,須田@道路計画,大口
                  以上11名
●資料:
1-1 前回議事録
1-2 公開用データセットの依頼について(データセットサブWG)
1-3 山下委員より資料2点[取扱い注意]
1-4 適用マニュアル構成(案)
【1-2は,030508_DSSWG.docとして辻委員より第3部会メンバへ事前送付済】

●議事:
(1)データセット収集の進捗状況
・資料説明:那覇データ,勝島合流,宇都宮データ,高速+一般広域データ,の現状.
・追加情報:「那覇」データも国土技術センターと交渉中.
            「公開用データのご提供のお願い」(from桑原委員長)という
            文書が準備できているので,必要なら大口まで問合せていただきたい.
・「首都高」「阪高」の現在WWW上で公開しているH5,H6データの最新版
  を公開できるように,両公団に働きかける作業は大口の宿題で未着手.
  鋭意取り組む予定.

・山下委員の資料については,こうした自主的にデータセットとして
  提供が可能そうなデータを提示して頂くのは,まさに本来の活動の
  趣旨であるので,積極的に受け入れていきたい.
  提供可能なら,データ本体とメタデータの準備をお願いしたい.

・第3部会の当面の作業として,現在収集中のデータセット本体と
  各データに対するメタデータ情報を取り揃えて,たとえばCD-ROM1式
  としてとりまとめるイメージ.
    ⇒  実際に,WWW上で公開したり,そのデータサーバのお守りをする
        作業そのものに入るには,まだ課題が多い.

・WWW上での公開とはいえ,ダウンロード利用には一定の制約があっても
  構わないと思われる.むしろ利用者とサーバ提供者の間で,データの
  利用に関するルール(「同意条項」)を整理・定めておくことが重要.
  ここでいう「研究目的」「交通関連実務」とは何か,詰めが必要.
  本当に,交通関連以外の利用は制限しなければいけないのか,
  など,議論を尽くす必要がある.
    ⇒  次回以降の第3部会の議論テーマになるか?(運営幹事会で確認)
        同様に,データサーバの場所・管理体制に関する議論も,
        運営幹事会において相談する.

・メタデータに詳細に記述する,という方針とは限らず,
  作られているデータセットが××という市販のシミュレーションを
  前提としているのであれば,××のシミュレーションの入出力仕様が
  十分に公開されているWWWPageがある場合には,そのURLを掲示すれば,
  そのこと自体でメタデータは準備できたことになる.
    ⇒  第1部会で検討中の,各シミュレーションシステムに関する
        情報提供のページに入出力仕様を公開してもらえるかどうか確認.

・データ本体を公開する,ことも重要であるが,公開はされていないが,
  しかるべき手続きと同意事項を守る条件下であれば,提供してもらえる
  可能性のあるデータについて,そうしたデータの存在に関するリストを
  CHとして提示することには一定の価値があるのではないか?
  利用者は,そのデータ存在リストから,しかるべき連絡先にコンタクト
  を取って,必要ならばデータを入手することができるので.
    ⇒  第2部会における「事例集」作成の作業の中に,こうした位置付け
        も入らないか,相談することにする.

・引き続き,各データセット担当委員には,データセット整備,
  メタデータの記述,などの作業を進めていただく.

(2)マニュアル構成(案)の検討
・今回,マニュアル原稿案を持ち寄って検討,との予定であったが,
  まだ担当の方から原稿案をご提出いただいていない方がおられる.
    ⇒  大口より未提出の人に対して催促をさせていただく(提出期限:5月末)

・同時に,各委員からも,積極的に現時点の「構成(案)」に対する意見を集める
(5月末まで)

・5月末時点を受けて,門司さんを中心にして,集まった情報を集約して
  1つのファイルにまとめていただき,これを再度部会メンバ全員で確認.
    ⇒  部会メンバ全員から反応(6月中旬をメド,別途期限を設定)【必須!】

・運営幹事会からの「マニュアル原稿提出」の期限が「6月末」であるので,
  上記作業を受けてとりまとめたものを6月末に運営幹事会へ提出する.
    ⇒  これをもって,第3部会におけるマニュアル執筆作業は終わる.
        今後は,運営幹事会ベースで,部会間の調整を取りつつ,
        出版へ向けた取りまとめ作業に入る予定.

●その他:
・5月30日に運営幹事会があるので,それを受けて次回の日程調整をする.
・新年度の最新名簿を準備してもらえるよう,事務局に働きかける.

以上,文責大口.
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