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非集計モデルが交通計画の分野に登場して以来、約20年の歳月が経過し、わが国でも運輸政策審議会答申等で実際の交通計画策定作業の中心的な方法としての役割を担うに至っている。また、非集計モデルそのものの発展に関しても、適用事例の蓄積に伴って、その理論体系が着々と整備されてきている。しかし非集計モデルに対して、これまで「とっつきにくい」とか「理解するのが難しい」と言った声が多く聞かれたことも事実であった。
本書の特長は、非集計モデルのエッセンスが可能な限りわかりやすく、されど厳密に記述されていることにある。内容については非集計モデルの発展経緯ならびに基礎をなしている基本的な考え方を整理するとともに、数多くのこれまでの適用事例を通じて徐々に明らかにされてきた選択構造の考え方、選択肢の考え方、意識調査の考え方等の理論的な意味や、応用的な側面を解説することを念頭においている。
本書が交通計画の実際の業務に携わっている役所やシンクタンク、コンサルタントの実務者のみならず、これから交通研究を始めようとしている大学あるいは大学院の学生諸氏の参考書、教科書として役立てられることを願うものである。

目 次

第1章 非集計分析の基礎

第2章 非集計分析の適用方法

第3章 非集計モデルの計算手順

第4章 非集計分析の発展

第5章 複数データを用いた非集計分析

第6章 段階選択モデル

第7章 選択肢集合の扱い方

第8章 意識データを用いた非集計分析

資料-1 さらに詳しく学ぶ方へ

資料-2誤差相関から理解する非集計モデルのやさしい整理

資料-3非集計ロジットモデルのFORTRANプログラム例

資料-4非集計ロジットモデルのPythonプログラム例

資料-5非集計ロジットモデルのRプログラム例

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