表彰制度
交通工学研究会は,交通工学研究会論文賞,交通工学研究会技術賞,研究奨励賞,安全の泉賞の表彰制度があります。
交通工学研究会論文賞
論文賞は、交通工学に関する研究を奨励するため昭和61年度に設置されたもので、機関誌「交通工学」に掲載された新規性、有用性、完成度、信頼度が高い論文の中から選定されます。
また平成26年度よりオンラインジャーナル「交通工学論文集」を発行したことに伴い、「交通工学論文集」に掲載された論文の中から選定し、「交通工学論文賞」を贈呈しています。
交通工学研究会技術賞
平成9年度より設けられた技術賞(第5回より技術奨励賞を技術賞に名称変更)は、交通工学に関して優れた実績を有する実務上の研究及び活動に対して、従前は過去暦年1年間に機関誌「交通工学」に掲載された紹介・報告の中から選定されていましたが、交通工学の発展に顕著な貢献を成した実務的、先進的な技術や施策への取組を広く顕彰するために、平成15年度より紹介・報告に加えて、自ら応募あるいは会員より推薦のあった業績に対しても選考対象とし、「交通工学技術賞」を贈呈しています。
交通工学研究発表会 研究奨励賞
本会発足当初からの会員であり交通安全に関し顕著な業績を上げられた故徳岡謙侍氏から本会への遺贈を基に平成4年(第12回)より「徳岡記念賞」が設けられました。同賞を発展させ、平成6年(第14回)からは優れた研究発表を奨励することを目的として「研究奨励賞」を贈呈しています。
交通工学研究発表会 安全の泉賞
故大蔵泉横浜国立大学教授を委員長として実施した交差点事故の分析と対策立案の一般化に関する研究成果をとりまとめた「交通工学研究会編:交差点事故対策の手引」が、第2回三井住友海上福祉財団賞「交通安全部門」の著作表彰を受けたことを記念し、平成17年度(第25回)より交通安全に寄与する優れた研究発表に対して「安全の泉賞」を贈呈しています。