開催日2024年11月28日(木)・29日(金)
会場フェニックス・プラザ / オンライン参加のハイブリッド開催
住所:福井県福井市田原1丁目13-6
会場へのアクセスはこちら
主催一般社団法人 交通工学研究会
後援(予定)国土交通省 , 警察庁 , 福井県,一般社団法人 建設コンサルタンツ協会

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JSTEシンポジウムは、交通工学研究会における各種委員会の講習会やセミナー、ミニシンポジウム、開催地およびスポンサー企業の企画を併せ持ち、一度に様々な体験が可能な、いわば交通工学のショーケース的な位置づけのイベントです。
毎年11~12月頃に全国各地で巡回開催しており、第6回となる今回は、福井での会場参加とオンライン参加を選択できる方法で開催予定です。
本シンポジウムは、交通工学に関わる最新の技術動向について情報を得ることができ、交通工学に携わる技術者や行政担当者のネットワークを拡げる格好の機会です。研究者のみならず、実務に携わる方々の参加を特に歓迎します。お誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。

TOP・TOE継続研鑽(CPD)認定プログラム(聴講:A01.(2) 4H単位,発表:A04.(1)20N単位)
交通工学研究会は建設系CPD協議会に加盟しています

参加費(登壇者、聴講者 共通(消費税を含む))

① 早期割引申込 11 月 14 日(木)まで (早期割引入金期限 11 月 18 日(月))
 正会員 9,900 円、特別会員 12,540 円、非会員 18,480 円、学生無料
② 11 月 15 日(金)以降 (支払い方法はクレジット決裁に限ります。)
 正会員 13,200 円、特別会員 15,840 円、非会員 21,780 円、学生無料

※交流会会費は、上記の参加費には含まれません。参加を希望される方は、事前に、交通工学研究会ウェブサイトのイベント一覧からお申込み下さい。

参加申し込み

申込みは、交通工学研究会ウェブサイトのJSTEシンポジウムに関する情報の参加申込リンクからの事前申込をお願いします。
プログラム・開催方法の詳細やキャンセル、悪天候時の対応、その他注意事項などについて、交通工学研究会のウェブサイトにて、情報を随時更新して参りますのでご参照下さい。

​プログラム

※機関誌「交通工学」第59巻4号(10月号)に掲載しましたチラシと開始時間が変更となっておりますので、ご注意下さい。
 ・今年度より、ランチョンセッションを開催致します。
 ・会場付近の昼食場所には限りがございますので、ご持参いただくなどご留意下さい。

​セッション詳細

※資料のダウンロードは、参加申込者限定です。ダウンロードの方法は、お申込後送付する案内に記載しますのでそちらでご確認下さい。


A-1 地元特別セッション
大規模自然災害時における交通マネジメント

企画内容|全国各地で頻発する大規模自然災害に対して、交通社会インフラ関係者はどのように向き合い、また道路ユーザー、顧客との関係を構築していけばよいのでしょうか。本セッションでは、中部と北陸、近畿と北陸の境界域に当たる福井県において、これまでに経験した大雪や豪雨災害といった大規模災害で得た教訓とそれらへの対応を振り返るとともに、安全安心で信頼性の高いこれからの交通社会インフラの構築に向けた課題と展望を議論します。

登壇者|登壇者調整中


A-2 (株)長大
地方部のモビリティ確保に向けて ~公共ライドシェア「やぶくる」を参考に~

企画内容|2024年4月から日本国内で「ライドシェア」サービスが解禁となりました。なかでも「公共ライドシェア」は、過疎化、高齢化が進み公共交通の維持が困難な地域において、地域住民の活動機会を確保するための新たな移動手段として注目されています。本セッションでは、養父市にて2018年から取組まれている過疎地域等での自家用自動車の活用拡大事業(やぶくる)を参考にしつつ、公共ライドシェアの活用を中心に今後の地方部のモビリティ確保について幅広く議論します。

登壇者|[登壇者] 谷本 圭志(鳥取大学),小柴 勝彦(NPO法人養父市マイカー運送ネットワーク),國井 大輔(株式会社 長大),[コメンテーター]喜多 秀行(株式会社 長大)


A-3 子どもの安全で健やかな移動のあり方と道路・交通マネジメントに関する研究 
どうする?通学路点検におけるデータの取得・整理・活用

企画内容|現在、全国の自治体で通学路点検が実施されおり、その規模、実施方法、実施組織などは様々です。本セッションでは、以下のような話題提供を通じて、通学路点検をより効果的に実施するためのデータ取得、整理、活用のあり方や現状の課題について議論します。
・全国で行われている通学路点検についての実態整理
・通学路を効果的にデータ化して活用している事例
・数多くある対策要望箇所への対応方法の検討事例
・WEBヒヤリハット調査を構築・活用している事例

登壇者|松尾 幸二郎(豊橋技術科学大学),宮崎 耕輔(香川高等専門学校),葛西 誠(秋田工業高等専門学校),吉城 秀治(熊本大学),加藤 秀樹(豊田都市交通研究所)


B-2 若手技術者発表セッション①
若手技術者が考える次世代の交通渋滞対策・TDM

企画内容|交通分野において古くからテーマになってきた交通渋滞について、これからの交通分野を支える若手技術者が考える、次世代の交通渋滞対策や交通需要マネジメント(TDM)施策のあるべき姿について、提案した事例や新たなアプローチなどを発表します。さらに、これらの発表を通じて、新しい視点と従来の技術を融合することで、持続可能で快適な都市交通の未来を切り開くための展望を若手技術者の視点で熱く語り合います。

登壇者|[オーガナイザー]吉井 稔雄(北海道大学),[登壇者]登壇者調整中


B-3 技術紹介セッション①
コンサルセッション:コンサルタントの最新技術

参加企業|三井共同建設コンサルタント(株)、(株)オリエンタルコンサルタンツ

三井共同建設コンサルタント(株)

セッションテーマ|「自転車ネットワークの計画と設計について」

発表概要|持続可能な社会の実現に向けた・自転車ネットワーク計画の策定~通行空間の設計やサイン計画など、実務的な技術をご紹介する予定です。今回は若手発表の場として、各社様のご意見を伺いながら、今後の展望についてもご議論できればと考えております。

登壇者|𠮷田 健人(三井共同建設コンサルタント(株)),磯海 佳那(三井共同建設コンサルタント(株)),二木 健人(三井共同建設コンサルタント(株))

(株)オリエンタルコンサルタンツ

セッションテーマ|オリエンタルコンサルタンツの技術紹介(DXを活用した交通計画)

発表概要|人流データ、3D都市空間、AI解析、シミュレーション等のDX技術を活用した道路ネットワーク、道路空間、交通結節点などの交通計画を検討する技術や事例を紹介します。

登壇者|河合 啓太郎((株)オリエンタルコンサルタンツ)


C-1 国土交通省セッション
道路計画に関わる最近の話題 ~①道路計画論の再構築 ②道路行政に関する研究開発~

企画内容|日本では、道路の絶対的な不足を前提とし、日交通量ベースの均質な道路ネットワーク整備を進めてきました。その結果、経済発展に寄与してきた一方で、時期・時間帯・方向別に偏在する交通渋滞や交通量の偏り、低い旅行速度など、整備済み区間の課題が顕在化しています。
本セッションでは、日交通量を基本とした均質な道路整備手法を再構築し、サービスレベルの観点から道路計画を考えていく「道路計画論の再構築」に関する話題提供と道路計画に資する国交省の技術研究開発の取組を紹介します。

登壇者|[オーガナイザー]廣瀬 健二郎(国土交通省),[登壇者]一木 慎太朗 (国土交通省),中村 英樹(名古屋大学),大口 敬(東京大学),下川 澄雄(日本大学)


C-2 高速道路単路部の渋滞現象記述理論の実務への応用
理論を使うと見えてきた!ドライバーの知覚を刺激する渋滞対策の効果とは?

企画内容|近年、高速道路において、走光型視線誘導灯を使って捌け交通量の改善を図る渋滞対策が普及しています。また、スピーカーで速度回復を促す音声を放送するものや、可搬式LED標識に速度回復メッセージを表示するものなど、ドライバーの知覚を刺激する新たな渋滞対策が広がりつつあります。このセッションでは、交通流理論に基づいた対策の立案や、効果評価・経年変化について、これまでにわかったことをご紹介します。

登壇者|和田 健太郎(筑波大学),甲斐 慎一朗((株)ITL)


C-3 生活道路に関する検討小委員会
今こそ、生活道路のゾーン対策を考えよう!~生活道路の法定速度30 キロをふまえて~

企画内容|いま、ゾーン30プラスで生活道路の安全を守る取り組みが全国で進んでいます。このセッションでは、前半に新たな施策のご紹介をいただき、後半は「生活道路のゾーン対策マニュアル」の改訂作業から見えてきた論点(デバイスの選択と配置、合意形成)、さらにマニュアルのタイトルでもある「ゾーン対策」について、皆様の疑問にもお答えしつつ、改訂作業の執筆メンバーとあらためて考えます。

登壇者|久保田 尚(埼玉大学・日本大学),田中 耕司(警察庁),鈴木 大健(国土交通省室),竹本 由美(一般財団法人国土技術研究センター),林 祐志((株)オリエンタルコンサルタンツ),田中 翔太((株)オリエンタルコンサルタンツ),重信 兼史(パシフィックコンサルタンツ(株) ),小嶋 文(埼玉大学),寺内 義典(国士舘大学)


D-1 警察庁セッション
道路交通に関する警察の取組 ~道路交通法令、交通管制、自動運転~

企画内容|本セッションでは、①警察庁から最近の道路交通法令の改正事項、民間プローブ情報を活用した交通管制や自動運転に係る取組等について、②地元の福井県警察から国道8号線の渋滞緩和対策等について、③一般社団法人UTMS協会から交通管制システムの標準化に係る取組等について、それぞれ発表を行った上で、会場の皆さんからの質問にお答えします。多くの方々の御参加をお待ちしています。

登壇者|[オーガナイザー]大口 敬(東京大学),[登壇者]中井 麻衣子(警察庁),伊藤 琢範(警察庁),大道 修(警察庁),田中 晃一(福井県警察),岡本 安志 (一般社団法人UTMS協会)


D-2 (株)福山コンサルタント
複合都市再生事業における工事中交通マネジメント

企画内容|これまでのシンポジウムでもご紹介してきた、交通結節点等で展開される大規模開発に係る交通マネジメント手法である「工事中交通マネジメント」に関する検討に関するセッションです。 今年度は、関連するこれまでの取組を振り返りつつ、歩行者交通シミュレーションをはじめとする近年の検討状況をご報告します。複雑な交通状況における課題把握手法のヒントとなると考えられますので、皆様のご参加をお待ちしています。

登壇者|末成 浩嗣((株)福山コンサルタント)


D-3 高速道路の案内標識体系の再構築に関する研究
わが国の高速道路の案内標識体系の現状と今後 ―挙動分析に基づく交通流への影響評価―

企画内容|本セッションでは、まず、わが国の高速道路の案内標識に関して、現行基準、課題や工夫事例の紹介を行います。次に案内標識が分流部の車両挙動に与える影響について、CANや映像データに基づいた分析結果を報告します。さらに、案内標識による交通の整流化とはどのような状況か、またどのような指標を用いて評価するとよいか等、安全、円滑な交通に資する高速道路の案内標識のあり方について、フロアの皆様と議論したいと思います。

登壇者|鈴木 弘司(名古屋工業大学),吉眞 恒治(中日本高速道路(株)),田中 淳((株)オリエンタルコンサルタンツ),野中 康弘((株)道路計画)


E-1 高速道路会社セッション
高速道路における逆走事象および歩行者等の誤進⼊とそれらへの対策

企画内容|本セッションでは、近年重大な課題になっている高速道路の逆走と歩行者などの立入にスポットをあて、その最新の実態や特徴を示すとともに、高速道路会社の昨今の取組を紹介します。その上で、逆走及び立入の事案を減少させるための対策と着眼点について、フロアの皆さまとの活発な討議を通じて今後の高速道路会社の取組のヒントを得たいと考えております。フロアのみなさんの工学的経験、ドライバーとしての経験を踏まえ、忌憚のないご意見・アドバイスを期待しております。

登壇者|斎藤 遼(首都高速道路(株)),増井 啓太(阪神高速道路(株)),黒木 凱(東日本高速道路(株)),佐野 昌嗣(中日本高速道路(株)),野口 真央(西日本高速道路(株))


E-2 (株)片平新日本技研
道路交通分野におけるDX技術活用の課題と可能性 ~若手技術者の悩みを共に考える~

企画内容|DX技術の活用は若手技術者に委ねられることが多いと思います。本セッションでは、その活用において直面する「あるある」の課題にスポットライトを当て、その悩みを会場と共有するとともに、専門家のアドバイスを踏まえ、会場との意見交換を通じて、解決の方向性を共に考えることを目指します。

登壇者|[オーガナイザー]山岡 茉由((株)片平新日本技研),[登壇者]江鳩 拓実((株)片平新日本技研),林 勇朔((株)片平新日本技研),西田 遥登((株)片平新日本技研),今井 龍一(法政大学)


E-3 道路安全診断小委員会
道路安全診断の専門家の確保と育成にむけて ―日本交通心理学会との連携の可能性―

企画内容|今後、道路安全診断の活動を全国展開していくためには、道路安全診断を担っていくことができる専門家が全国で必要になります。しかし、交通安全に精通した大学教員や民間の技術者が不足している地域も存在しています。一方で、道路安全診断には交通工学の視点からだけなく、ドライバーや歩行者等の交通行動との関係性の分析も必要な場合もあります。そこで、今回は交通工学研究会と日本交通心理学会が連携することの可能性も含めて、専門家の確保と育成について議論を行います。

登壇者|赤羽 弘和(千葉工業大学),蓮花 一己(帝塚山大学),小早川 悟(日本大学),鈴木 大健(国土交通省),田中 耕司(警察庁)


F-1 道路の交通容量とサービスの質に関する研究
道路交通サービスの質の向上に向けて

企画内容|「WISENET2050」にも示されているように、今後は利用者に求められる交通サービスを提供することができる道路ネットワークの整備・構築がより一層重要となります。
本セッションでは、本研究グループがこれまで議論してきた性能照査型道路計画設計の概念をベースに、現行の道路計画設計に組み込むべき新たなポイントを整理するとともに、それらを今後実務に適用・展開していくにあたっての課題等について、参加者とともに幅広く議論します。

登壇者|井料 美帆(名古屋大学),高橋 健一(三井共同建設コンサルタント(株)),近田 博之(中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋(株))


F-2 セフテック(株)
マイクロ波センサーが解き明かす交通流とデジタルツインによる道路交通の未来

企画内容|マイクロ波センサーが解き明かす交通の真実。従来のセンサーでは困難であった降雪時や悪天候下でも、高精度な車両検知を実現し、デジタルツインとの連携により交通状況をリアルタイムで把握します。これにより、交通渋滞の緩和や事故防止など、より安全で効率的な交通システムの実現に貢献します。設置事例を通じて、マイクロ波センサーがどのように交通問題の解決に寄与しているかをご紹介します。

登壇者|鈴木 道弘(セフテック(株)),塩原 正夫(セフテック(株)),木村 泰之(セフテック(株)),澤田 大輔((株)保工北海道),Fabian Buthe(スマートマイクロ社(ドイツ))


F-3 (株)建設技術研究所
観光におけるモーダルコネクト

企画内容|観光におけるモーダルコネクトを実現するにあたり、既往の公共交通に加え、自動運転バスや、新たに台頭しているシェアモビリティや電動キックボードなどのパーソナルモビリティ、それらをつなぐMaaSなどの連携が必要となります。観光の形が集団型から個人型に転換していく中で、理想的なモーダルコネクトのあり方について、施策のプロデュース、サービス提供に関わる立場から、トークセッションを展開します。

登壇者|吉田 長裕(大阪公立大学),嶂南 達貴(scheme verge(株)),大脇 鉄也((株)建設技術研究所)


G-1 資格委員会・交通技術研究小委員会・交通工学ハンドブック改訂小委員会
交通工学資格取得の意味と取得までの学習過程の再構築

企画内容|プロポーザルでの技術者評価において、TOEが他の資格と差別化されて加点評価の対象となる事例が、R5九州の案件から出現しており、今後全国の案件まで拡大したときに、大きな加点対象となる可能性を秘めています。
 交通技術必携、交通ハンドブックの改訂、交通技塾、交通技塾行政版、e-ラーニング等、学習材料・機会が整ってきており、これらを活用しながら資格を保有することで行政側(道路管理者、交通管理者)、コンサル側両社の技術力をアップすることが、全国の道路交通を円滑かつ安全にするためには、重要であることを登壇者、聴講者で共有します。

登壇者|深井 靖史((株)道路計画)


G-2 若手技術者発表セッション②
若手技術者必須のスキルか? 交通シミュレーション

企画内容|交通シミュレーションは、若手技術者にとって必須のスキルとなりつつあります。昨今、様々なデータを活用したDX施策が進められるなか、都市の交通問題を解決するためには、複雑な交通流を正確に予測し、最適な対策を講じることが求められます。これからの交通分野を支える若手技術者が、積極的に取り組んだ最新事例などについて発表します。さらに、今後、交通シミュレーション技術に求められていく展望などについて、若手技術者の視点で熱く語り合います。

登壇者|[オーガナイザー]西内 裕晶(高知工科大学),[登壇者]登壇者調整中


G-3 技術紹介セッション
ソリューションセッション:データやセンサー、情報発信等の最新技術

参加企業|セフテック(株)、(株)NTTデータ数理システム

セフテック(株)

セッションテーマ|道路情報提供サービスのレンタル(交通研究を加速させる、データ収集・分析ソリューション)

発表概要|弊社は、LED表示板、センサー、AIカメラなどの機器をレンタルし、道路上の交通情報をリアルタイムで収集・分析するサービスを提供しています。これにより、お客様は、交通工学研究に必要なデータの取得や、道路管理の効率化を実現することができます。
具体的には、以下のようなサービスを提供しています。
・LED表示板レンタル: 道路上の案内表示や交通規制の周知、渋滞情報提供など
・センサーレンタル: 車両の通行量、速度、種類などのデータ収集
・カメラレンタル: 映像解析による駐車状況の把握、異常検知など
これらのサービスを通じて、お客様の研究開発や業務をサポートし、より安全で快適な交通社会の実現に貢献いたします。

登壇者|戸津 貴弘(セフテック(株)),木村 泰之(セフテック(株))

(株)NTTデータ数理システム

セッションテーマ|人流・交通シミュレータ S4 Simulation System のご紹介

発表概要|S4 Simulation System は、(株)NTTデータ数理システムが独自に開発・販売している人流・交通のシミュレーションが扱えるパッケージソフトウェアです。
エージェントベースモデリングで、人流・交通シミュレーションのモデリングができるのが特徴です。当日は、製品概要と製品をご活用いただいているお客様の事例をご紹介します。

登壇者|嶋田 佳明((株)NTTデータ数理システム)


H-1 平面交差の計画・設計・制御の研究
「飽和交通流率は実測が原則!」と言われても…

企画内容|2018年11月に改訂・出版された「平面交差の計画と設計 基礎編」では、「飽和交通流率(SFR)は実測が原則」と明記されるようになりましたが、必ずしも世間に浸透していないのが現状です。その背景には、発注者の理解が得られない、実測する方法が分からない、など現場の困惑があるかと思います。本セッションでは、最新の研究成果を含め、SFRを実測することの意義を改めて確認するとともに、実務的な方法論や課題について議論を深めることを目的とします。

登壇者|小根山 裕之(東京都立大学),塩見 康博(立命館大学),青山 恵里(日本大学),柳原 正実(東京都立大学),泉 典宏((株)オリエンタルコンサルタンツ),関原 敏裕(パシフィックコンサルタンツ(株)),諸橋 雅之(首都高技術株式会社)


H-2 (株)道路計画
The Live!画像処理を用いた車両挙動分析の最前線

企画内容|本セッションでは、交通状況を画像処理するうえで欠かせない動画の撮影方法や交通データの取得方法を紹介します。また、現在技術の向上が目覚ましいAIによる画像処理の展開や動向をご案内するとともに、データ取得後の分析・解析方法に関する現状と課題について議論します。 なお、当日はセッション中に【ライブカメラによるリアルタイム交通データ取得LIVE】のデモンストレーションを行います。ぜひご体感ください。

登壇者|[登壇者]赤羽 弘和(千葉工業大学),柳沼 秀樹(東京理科大学),藤澤 竜治(ナウア(株)),[司会・進行]大宮 博之((株)道路計画)


H-3 八千代エンジニヤリング(株)
新幹線敦賀開業を迎えた嶺南地域と公共交通等のこれからの取り組み

企画内容|本年3月、北陸新幹線敦賀駅の開業を迎えました。福井県嶺南地域(6市町)においては、周遊観光、まちの賑わいをはじめとする多様な面での開業効果の波及に期待し、種々の取り組みが行われています。一方、人口減少・高齢化、クルマ中心のライフスタイル、乗務員不足等により厳しい運営状況にある中、公共交通等は、将来にわたり日々の暮らしを支えていくことが求められます。 このセッションでは、地域や公共交通等の現状や、これまでの取り組みについて紹介頂くとともに、これからの取り組みの方向性、アイデア等について意見交換を行います。

登壇者|登壇者調整中


I-1 ラウンドアバウトの計画・設計・交通運用に関する研究
日本のシームレスなネットワークとサービス向上に向けてのラウンドアバウトの可能性
~「WISENET2050」での位置づけと活用促進への道すじ~

企画内容|ラウンドアバウト(RAB)は、我が国の新たな道路交通サービス向上に向けてのビジョンを示す「WISENET2050」において、重要な技術として位置づけられています。これを背景に、機能階層的な道路ネットワークにおけるRABの位置づけについて理解を深めた上で、新たな取組みが求められます。一方、今後は現状のRAB導入の課題を踏まえた技術的検討による普及促進が鍵となります。本セッションでは、これらの考え方や技術的検討状況を共有し、議論を行う場とします。

登壇者|阿部 義典(国際航業(株))


I-2 パシフィックコンサルタンツ(株)
アクティビティベースドシミュレーションとまちづくり ~計画と実務をどうつなぐか~

企画内容|ビッグデータ等の技術進展に伴い、アクティビティベースドシミュレーションモデル(ABS)の事例が増えつつありますが、実務ではまだ十分普及していません。何故でしょう。本セッションでは、ABSモデルの活用可能性や課題を議論することを通じて、交通量推計モデルそのものが政策決定にどう役立ちうるか、そのためにモデルとデータと政策はそれぞれどうあるべきか、多様な立場で議論することを通じて、交通”工学”をどう実践して政策決定につなげていくかを一緒に探りませんか。

登壇者|力 石真(広島大学),赤星 健太郎(日本大学),河野 健(パシフィックコンサルタンツ(株))


I-3 (株)オリエンタルコンサルタンツ
自動運転の社会実装を踏まえた今後の課題と留意点 Part6

企画内容|本セッションでは、近年、我が国の各地において実証実験が行われている自動運転の実用化と普及に向けて、これまでの道路交通インフラの整備を踏まえ、必須になる道路交通インフラとの連携に着目して、今後の課題と留意点について考えます。自動運転の社会実装に関しての実務上・技術上の種々の疑問や悩み事などについて、フロアからのご相談を受け、議論を行う予定です。自動運転の社会実装についてご検討されている実務者・技術者の方々の多数のご参加をお待ちしています。

登壇者|[オーガナイザー]塩見 康博(立命館大学),神戸 信人((株)オリエンタルコンサルタンツ),[登壇者]大口 敬 (東京大学),浜岡 秀勝 (秋田大学),高瀬 達夫 (信州大学),二宮 芳樹 (名古屋大学),西内 裕晶 (高知工科大学),室山 晋也 (アイサンテクノロジー(株))