Top Page概要活動入会のご案内イベント情報刊行物のご紹介文献情報検索サービスその他のサービス
研究会の歩み自主研究委員会受託研究助成研究交通工学講習会交通工学研究発表会


2. 交通工学研究会設立総会


 本研究会の設立総会は昭和41年1月14日(金)午後2時から東京大学生産技術研究所第1会議室において約100名にのぼる関係者出席のもとに開催された。
 廣川楡吉氏の開会の辞に始まり,設立発起人代表の挨拶は菊池明氏病気欠席のため,伊吹山四郎氏が代読した。続いて,淺井新一郎氏の本会設立までの経過報告後,仮議長の選出に入り,星埜和氏を選出し,議事の審議に移った。
 議案第1号,会則の件については,活発な議論ののち,原案どおり承認,議案第2号,役員の選出もとどこおりなく終わり,仮議長の星埜氏に代わり,副会長に選出された藤森謙一氏が議長となり議事を進行,会長菊池明氏に代わって,藤森謙一氏挨拶のあと,副会長星埜和氏及び片岡清一氏よりそれぞれ就任の挨拶があった。続いて議案の審議に移り,昭和40年事業計画案及び昭和40年度予算案が原案どおり決定された。
 なお,昭和40年度分の正会員会費については,会則第10条の規定にかかわらず,年額500円と定め,総会開催前に決定徴収したことに対する事後承認を可決。
 議案審議終了後,懇談に移り,出席者の有志による祝辞が,高野務氏,高橋幹夫氏,米谷栄二氏,小林元橡氏(尾之内由起夫氏代理)の各氏から述べられ,また祝電が披露された。なお,各氏による祝辞の中で,日本道路協会,高速道路調査会,全日本交通安全協会等,3団体との連絡を密にしつつ,これらの団体が利用できる基礎研究の推進を希望する旨,力説された。
 かくして,交通工学研究会は各界からの祝福のうちに誕生し,午後3時40分散会した。



 「交通工学研究会歩み」目次に戻る

backhome
Designed by Hi-matic STUDIO, Tokyo
Copyrighted by Japan Society of Traffic Engineers

 1996 社団法人 交通工学研究会