1.開催概要 |
日 時:平成25年9月17日(火)〜18日(水) |
会 場:東京都千代田区 「日本大学理工学部駿河台キャンパス1号館」 |
発表件数:105編
聴講者数:約430名 |
開催のお知らせ及びプログラム |
2.セッション名及び座長・副座長は次のとおりである。 |
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1.交通安全 |
座 長:三井達郎(科学警察研究所)
副座長:小川圭一(立命館大学) |
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2.交通流(1) |
座 長:中村英樹(名古屋大学)
副座長:江田政樹(警視庁) |
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3.交通流(2) |
座 長:高宮進(国土技術政策総合研究所)
副座長:田中伸治(横浜国立大学) |
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4.交通流(3) |
座 長:下川澄雄(日本大学)
副座長:後藤誠(東日本高速道路) |
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5.標識・標示 |
座 長:藤田素弘(名古屋工業大学)
副座長:伊藤亜生(兜ミ平エンジニアリング) |
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6.運転者の挙動と認識 |
座 長:内田敬(大阪市立大学)
副座長:鈴木弘司(名古屋工業大学) |
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7.災害と交通 |
座 長:萩原亨(北海道大学)
副座長:熊谷慎二(潟gーニチコンサルタント) |
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8.交通需要予測・交通経済 |
座 長:廣畠康裕(豊橋技術科学大学)
副座長:加藤昌樹(一般財団法人計量計画研究所) |
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9.交通情報提供 |
座 長:山中英生(徳島大学)
副座長:小山周一(首都高速道路) |
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10.駐輪・駐車・物流 |
座 長:赤羽弘和(千葉工業大学)
副座長:奥田謁夫(国土交通省都市局) |
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11.データの収集と活用 |
座 長:谷口守(筑波大学)
副座長:塚井誠人(広島大学) |
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12.交通行動と意識 |
座 長:西井和夫(流通科学大学)
副座長:内田賢悦(北海道大学) |
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13.自転車交通 |
座 長:金利昭(茨城大学)
副座長:今田勝昭(国土技術政策総合研究所) |
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14.歩行者・地区交通計画 |
座 長:藪雅行(国土技術政策総合研究所)
副座長:小早川悟(日本大学) |
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15.公共交通 |
座 長:松本幸正(名城大学)
副座長:大森宣暁(東京大学) |
3.座長・副座長総括報告 |
4.研究奨励賞(4件)及び安全の泉賞(1件) (〇は発表者、論文番号順) |
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<研究奨励賞・安全の泉賞> |
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(1)「中国道上り線宝塚西トンネルにおける事故対策と効果検証」(実務論文)
○ |
澤田 英郎 |
西日本高速道路エンジニアリング関西株式会社 |
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安 時亨 |
西日本高速道路エンジニアリング関西株式会社 |
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亀井 伸二 |
西日本高速道路株式会社 |
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三戸 隆治 |
西日本高速道路株式会社 |
研究要旨 |
高速道路の事故削減のためには,詳細な事故要因分析と各種解析に基づく対策の詳細検討が重要である.
特に渋滞関連事故に関しては,渋滞に起因する交通挙動と事故との関連性を分析した上で,対策工の立案・施工を行う必要があり,逆にそうした一連の検討を伴わない対策は,その効果が限定的と言われている.
そこで筆者らは,NEXCO西日本管内有数の渋滞多発箇所で,かつ事故多発箇所でもある「中国道上り線宝塚西トンネル付近」を対象に,事故要因分析から効果検証に至る一連の事故対策を詳細に検討・実施した.
その結果,対策前後で大幅な事故削減を達成した.
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<研究奨励賞> |
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(34)「渋滞対策を目的とした自発光ペースメーカーの開発と運用について」(実務論文)
○ |
鎌田 恭典 |
東日本高速道路株式会社 |
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渡部 聡 |
東日本高速道路株式会社 |
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安齋 潤哉 |
東日本高速道路株式会社 |
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柴田 健一 |
東日本高速道路株式会社 |
研究要旨 |
利府JCT付近,福島トンネル,安達太良SA付近の渋滞対策として,自発光式ペースメーカーを設置した.
自発光式ペースメーカーとは路肩や中央分離帯に一定間隔に設置されたLED発光パネルのことで,一連のLED発光パネルが点滅を繰り返し光が進行方向に車の走行速度で流れていくように見えるものである.
自発光式ペースメーカーを上り坂等に設置し,流れる光を運転手が追うことで速度低下を抑制し渋滞の低減を目的としている.
本報告では,自発光式ペースメーカーの開発,利府JCT付近,福島トンネル及び安達太良SA付近での効果検証について報告するものである.
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(74)「実験データによるITSスポットを用いた大型車両の走行経路照合手法の比較分析」(研究論文)
○ |
鈴木 彰一 |
国土技術政策総合研究所 |
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金澤 文彦 |
国土技術政策総合研究所 |
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田中 良寛 |
国土技術政策総合研究所 |
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築地 貴裕 |
国土技術政策総合研究所 |
研究要旨 |
本分析では,特殊車両通行許可制度の執行に活用することを想定し,既に全国の高速道路を中心に配備されているITSスポット及びITSスポット対応車載器により収集可能なデータを用いて,大型車両の実際の走行経路が許可を受けた経路と合致しているか否かを照合する手法の比較を試みた.
具体的には,実験走行により,既設のITSスポット及び関連システムを通じて収集した位置座標データを用いて,推定走行経路と規定走行経路を照合する手法について,規定経路カバー率と規定外経路走行率の二つの指標を算出し,比較を行った.
その結果,経路の特徴に応じて,照合に適した手法が異なること,また,照合のために用いた,道路情報便覧付図に含まれる道路ネットワーク地図が,実態とは異なる形で簡素化されていることに起因する課題があることを明らかにすることができた.
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(80)「ネットワークの縮約表現に着目した離散・連続選択モデルによる歩行パターン分析」(研究論文)
○ |
福山 祥代 |
東京大学 |
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羽藤 英二 |
東京大学 |
研究要旨 |
歩行者による街の活性化が多くの都市で目指されるなかで,効果的な施設配置や街路の計画を検討するために,活動が集中する場所や活動範囲の分布特性を解析・予測する手法の必要性が高まっている.同時に,個人ごとの移動に関する詳細な位置・時間情報の利用可能性も急速に高まっており,ゾーン単位の集計データでは把握できなかった行動に関する分析手法の必要性も増している状況にある.本研究では,詳細データを用いた歩行者行動分析手法の提案を目的として,プローブパーソン(PP)データによる時刻ごとの行動軌跡を用い,駅1km圏での歩行者の目的地選択行動について時間制約下での多肢選択を扱う離散・連続選択モデル (MDCEVモデル) により定式化するとともに,GPSデータのネットワーク表現にバーチャルネットワーク (VN) を採用し,分析に必要な分解精度を保ちつつ点状の位置情報を適度に縮約するための分割スケールの検討を行った.
分割の大きさを変えた3種類のVNと道路ネットワークデータを用いてモデル推定を行った結果,VNが細かいほど推定結果はよくなるものの,比較的粗い150mメッシュのVNで道路ネットワークと同程度の推定精度が得られた.これにより,本研究で扱った目的地選択のような場合には,ネットワークデータフリーでPPデータのみから空間回遊行動を再現できるモデル構築が可能になることがわかった.
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