1.開催概要 |
日 時:2020年9月7日(月)〜8日(火) |
開催形式:Zoomによるオンライン開催 |
発表件数:120編
聴講者数:約450名 |
開催のお知らせ及びプログラム |
2.セッション名及び座長・副座長は次のとおりである。 |
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1.歩行者交通 |
座 長:山中 英生(徳島大学)
副座長:松井 祐樹(株式会社オリエンタルコンサルタンツ) |
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2.自転車交通 |
座 長:小林 寛(国土技術政策総合研究所)
副座長:梶田 佳孝(東海大学) |
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3.交通安全(1) |
座 長:山 純一(金沢大学)
副座長:畑 浩太(八千代エンジニヤリング株式会社) |
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4.交通安全(2) |
座 長:萩原 亨(北海道大学)
副座長:多田 昌裕(近畿大学) |
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5.交通データの応用(1) |
座 長:藤田 素弘(名古屋工業大学)
副座長:加藤 昌樹(一般財団法人計量計画研究所) |
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6.交通データの応用(2) |
座 長:中村 英樹(名古屋大学)
副座長:邢 健(株式会社高速道路総合技術研究所) |
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7.交通流(1) |
座 長:朝倉 康夫(東京工業大学)
副座長:塩見 康博(立命館大学) |
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8.交通流(2) |
座 長:桑原 雅夫(東北大学)
副座長:柳沼 秀樹(東京理科大学) |
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9.運転者認知・挙動(1) |
座 長:田久保 宣晃(科学警察研究所)
副座長:橋本 成仁(岡山大学) |
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10.運転者認知・挙動(2) |
座 長:小根山 裕之(東京都立大学)
副座長:吉村 敏志(阪神高速道路株式会社) |
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11.自動運転(1) |
座 長:藤原 章正(広島大学)
副座長:田中 厚(首都高速道路株式会社) |
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12.自動運転(2) |
座 長:森川 高行(名古屋大学)
副座長:吉田 樹(福島大学) |
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13.交通行動分析 |
座 長:辰巳 浩(福岡大学)
副座長:嶋田 喜昭(大同大学) |
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14.公共交通 |
座 長:溝上 章志(熊本大学)
副座長:神田 佑亮(呉工業高等専門学校) |
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15.道路計画・構造 |
座 長:横地 和彦(国土技術政策総合研究所)
副座長:吉田 長裕(大阪市立大学) |
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16.都市交通計画 |
座 長:喜多 秀行(神戸大学)
副座長:柳原 崇男(近畿大学) |
3.研究奨励賞(3件)及び安全の泉賞(1件) (〇は発表者、論文番号順) |
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<研究奨励賞> |
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論文番号33.「レーダ降雨強度を用いた首都高速道路の速度分布特性に関する基礎分析」(研究論文)
○ |
服部 充宏 |
一般財団法人日本気象協会 |
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稲村 肇 |
政策研究大学院大学 |
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大口 敬 |
東京大学 |
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日比野 直彦 |
政策研究大学院大学 |
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森地 茂 |
政策研究大学院大学 |
研究要旨 |
降雨時は制動距離の伸長や視界不良等で晴天時と比べて運転条件が厳しくなる.本研究では,高い時空間分解能を有するXバンドMPレーダを主とした雨量観測ネットワークであるXRAINのデータを利用した.アメダス雨量計とXRAINのデータを比較すると,時間的,空間的なずれ,降水強度のずれが顕著な場合があり,高速道路上の雨量を捉えるためにはXRAINのデータがより有用であることを示した.また首都高速道路上の速度分布を分析すると,車両速度は降雨強度から非線形な影響を受け,低い降雨強度ではその増加による速度低下は比較的大きいが,強い降雨強度ではこれが増加しても速度低下は顕著ではないことを示した.さらにこの傾向は,曲線部でも同様に見られるが,曲率が大きいほど低い降雨強度での速度低下が少ない傾向が見られることを示した. |
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<研究奨励賞> |
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論文番号111.「深層強化学習を応用した交通ネットワーク耐災害信頼性向上戦略の検討」(研究論文)
○ |
陳野 由 |
東京工業大学 |
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柳沼 秀樹 |
東京理科大学 |
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寺部 慎太郎 |
東京理科大学 |
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田中 皓介 |
東京理科大学 |
研究要旨 |
大規模災害による道路ネットワークリンクの損壊は,災害時の町村の孤立化や救援の遅延等の接続性の機能不全を引き起こすとして問題視されてきた.そのため,災害時に各地点の接続性を担保する強靭なネットワークを作るためにも「選択と集中」を考慮した耐災害整備がより必要になっている.しかしながら,強靭化のための効率的な整備順序はいかにして决定するべきかという問題が存在する.本研究では、国土交通省が使用する「防災機能評価」に深層強化学習を組み合わせた整備順序最適化モデルの構築を行う.簡易ネットワークに適用した結果,全整備順序パターン数に対して,比較的少ない探索で効果的な整備順序を探索可能であることが確認され,将来的には限られた予算の中で早期の耐災害効果の発現を目指した整備の提案が期待される. |
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<研究奨励賞> |
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論文番号116.「クラウド・ソーシング配送システムにおける効率的マッチング」(研究論文)
○ |
渡邊 大樹 |
東北大学 |
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赤松 隆 |
東北大学 |
研究要旨 |
都市内を日々通行する車両を,宅配など“ラストワンマイル”の配送に利用するシステムである“クラウドソーシング・デリバリー(CSD)”は,E-Commerce の普及による配送需要の増加に対応しうる,新たな配送システムである.本研究では,クラウドワーカーであるドライバーと配送タスクのマッチングを,オークション市場を通して決定するCSDシステムを提案する.まず,提案システムによって実現するマッチングが,社会的に最適であることを示す. さらに,大規模なオークション市場における課題 -オークション・メカニス゛ムに必要な計算量か゛莫大になる- を解決するため,メカニズムにおいて解く最適化問題の効率的解法を示す. |
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<安全の泉賞> |
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論文番号59.「交通事故の影響によるMFD形状変化分析」(研究論文)
○ |
奥原 瑠依 |
愛媛大学 |
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吉井 稔雄 |
愛媛大学 |
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坪田 隆宏 |
愛媛大学 |
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尾高 慎二 |
株式会社オリエンタルコンサルタンツ |
研究要旨 |
交通事故による通行障害が発生し,その影響が事故発生地点の近傍にとどまらず周辺道路にまで及ぶ場合,ネットワーク規模での道路機能低下が考えられる.そこで本研究では,交通事故がネットワーク規模の道路機能低下に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし,愛媛県松山市の道路ネットワークを対象に,事故の発生によるMacroscopic Fundamental Diagram(以下,”MFD”)の形状変化を分析する.時間の経過とともにETC2.0 登載車両の割合が増加していることを考慮し,ETC2.0 データを集計して算定する1 時間単位の集計交通流率と集計交通密度を,それぞれ1 か月間の平均値で除すことで正規化した交通流率と交通密度を用いてネットワーク交通流状態を規定する.同交通流状態に基づき,事故の有無別にMFD を推定した結果,事故の影響によりMFDの形状に有意な差が生じていることが明らかとなった. |
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